有名になることは凄いことだ。、、、がそれでみんながみんな幸せなれるかというとちょっと違うかな、と思う。詳しくは以下、、、

あなたは有名になりたいだろうか?若い人は有名になりたいかも知れない。僕は若いころ有名になりたかった。でも最近の若い子はどうだろうか?またすこし傾向はちがっていそうだ。僕もこんなブログを人から頼まれたわけでもないのにせっせとやっているわけだから自己顕示欲や自己表現欲はあるんだと思う。僕の文章を読んでくれる人がいたら嬉しいし感想をもらえたらもっと嬉しいし励みになる。

でもテレビに出たり、知らない人から話しかけられることが増えたらそれはとても苦痛だと思う。

僕は人前に出るととにかくあがってしまう。出来ることなら人前に出たくない。

話しかけられるのも苦手だ。まして知らない人に話しかけられるなんて苦痛すぎて身構えてしまう。

以前、音楽活動を通じ役者としてすでに有名だった人と仲良くさせてもらっていたことがあった。その人はテレビドラマに出ているような人だった。優しく、気さくな方で音楽好き。とても素敵な人だった。家に遊びに行かせてもらったりずいぶんと良くしてもらった。

その人と遊んでいると自分にとってびっくりするようなことがしばしばあった。とにかくいろんな人に囲まれているしいろんな人が寄ってくる。街を歩いていても話しかけれることもあるしDJをすると洋服屋さん、美容師さん、ファッション関係者、、、沢山の人が来てくれた。

人気者ってすごいなと思うと同時に人間関係が得意でない自分はちょっと引いてしまった。

もしかしたらみんなこの人を利用しようとしてるんじゃ、、、そして自分もその1人なんじゃ、、、

今考えたらそんなことは考える必要もないしそもそも芸能や音楽は言ってしまえばお互い利用しあう文化だ。それがプロモーションになるしそんなのは暗黙の了解でみんなわかっていることだ。そのことを自分自身も頭では分かっていたつもりだが。

変なコンプレックスがあったり人間関係が得意でないタイプは自分のように考え過ぎて自爆してしまうのかもしれない。僕が好きな作家で社会学者の鈴木涼美さんも昔付き合った男でコンプレックス強くめんどくさい人の話を著書に書いていた。

お金持ちなんだけど「俺がカネ持ってなかったら好きになってなかったでしょ??」とかやたら言ってきた。というエピソードだ。ある時期に急にお金が入って人が寄ってくるとこういう悪い部分が出てしまうのかな、みたいな分析書いていたがこの手の人はたしかにいる。コンプレックスが変な部分で顔を出してしまうタイプ。

・・・もしかしたら自分も高校生くらいまでショボい変な子供だったのに20歳くらいから急にいろんな人と付き合うようになったことで反動が出てしまったのかも知れない。有名人になるのは素晴らしいことだと思うし目指してもいいのではないかと思う。

でも有名人としての心構えやマインドなんかも同時に身につけないと色々大変だ。先日木村拓哉さんの娘さんがモデルデビューしたとのニュースがあった。

木村拓哉さんの娘さんならば有名人としての心構えやマインドなどすでに教育されているだろう。サラブレッドの一番の強みはここにある。育っていく中でマインドがインプットされる。アスリートも最近はマインドや立ち振る舞いなどの教育を受ける。プロ野球でドラフト1位になるような人はインタビューでの受け答えから心構えなどの教育を受けるだろう。しかしながらオリンピックに出てもアマチュアスポーツの選手はどうだろうか?

おそらくそのような教育は受けていないだろうし有名人としてのマインドももち合わせていない人もいるのではないか?音楽家の人もたまにそのようなタイプの人がいる。有名になりたい、お金持ちになりたいという動機ではなく「美しい曲が作りたい」という繊細で純粋な動機で音楽をはじめたような人だ。

これらの人はとくに有名人としてのマインドは持ち合わせていない。そうなった時、急にスポットライトが当たって幸せになる人もいる一方で苦痛になる人もいるだろう。その気持ちを考えると本当にいたたまれなくなる。僕はそういう人(急に有名になってギャップで苦しんでいる人など)励ますような活動もしていきたいと思ってる。このブログを書いたり話を聞いたり、はり灸をしたりくらいしかできないが・・・。

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