最近久しぶりにライター仕事をした。
ある作家の方のトークイベントの
書きおこしをしたのだ。
記事が公表されたら
ここでも発表したいと思う。
さて、
その書き起こし作業をやりながら
僕はとても大切なことに気が付いた。
そのことについて書いておこうと思う。
書き起こし作業やインタビュー記事を
作成するときは
必然的にその人の話を
何度も何度も聞くことになる。
また言葉というのは文章にしてしまうと
意味が通じなくなる場合もあるため
どうやって読みやすい文章に変えるか?
考えながら編集作業を進める。
そこで気が付いたのは
人の話というのは
1度聞いただけでは
おそらく理解できないな。ということだ。
『理解した気』
にはなる。
でも何回も聞くと
『全然違う風にとらえていた』
ということもよくあるのだ。
インタビューや
記事の書き起こし作業というのは
相手への理解がぐんと深まることが多い。
だから僕はこの作業が大好きだったりする。
インタビューをする時は
その人のことを勉強をしてから
質問をしないと
良い答えが返ってこない。
だから事前に、
その人のことをたくさん考える。
そうすると理解が深まるし勉強にもなる。
・・・
考えてみたら
僕は集中力がないし
学校の勉強も苦手だったのだが
これは
「先生の話を聞けていなかった」
というのが大きいと思う。
恥ずかしながら最近気が付いた。
要するに一度聞いただけじゃだめだ。
だったら何度でも聞かないといけない。
昔は学校の授業を何回も聞くのは
難しかったが
今は録音アプリの性能も進化している。
iPhoneでもかなりいい音が録れる。
だから学校や先生の許可を取れれば可能だろう。
またオーディオブックというものが
あるのでナレーションで
学習する方法もある。
そうやって何度も聞き直すと
いろいろな発見があるし
自分の理解力の足りなさに
気がつくこともある。
だから繰り返し聞いて
繰り返し学習した方がいい。
本を読む時も同じだ。
一度読んだだけでは
理解した気になるだけだ。
大事な話や大事な本は
何度も聞いて何度も読もう。
そうしないと理解なんてできるわけがない。
恥ずかしながら最近ようやく
そのことに気が付いたのである。