レビューサイトというものがある。
例えば
『食べログ』
なんかが有名でお客さんが
飲食店の評価を書き込めるサイトだ。
、、、
このお客さんの評価というものは
ある一定の判断材料にはなるがだろうが
悪い意見が目立ってしまうという
負の側面もあると思う。
とくに飲食店のレビューサイトは
店に誰でも手軽に行けてしまう分
危険かもしれない。
ネガティブなことを書かれやすい。
以前、僕がよく行っていた
お惣菜のお店があるのだが
こじんまりした
雰囲気がいいお店だった。
年配のご夫婦2人でやってるような
小さなお店。
でもインターネットの
レビューサイトには
『態度が悪い』
と書かれていた。
コロッケを60円で売ってるような
お店である。
『そこに態度を求める人がいるのか』
と、僕はそれをみて少し驚いた。
しかもチェーン店ではなく
個人でやってるような小さなお店だ。
いやなら行かなければいいと思うが。
本当に態度が悪かったのかもしれないし
それは当事者にしかわからないが
そもそも食べものに対して
お金を払ったからって
ネガティブな評価するのはどうだろうか?
ましてインターネットで。
良い評価ならばまだ理解できる。
『あそこは美味しかった。
だから周りにも勧めたい。』
それは自分自身も周りの人も
幸せにする行為かもしれない。
ネガティブな評価を
インターネットに書き込むのは
誰が幸せになるのだろう?
書き込む本人も書いたところで
スッキリはするかもしれないし、
相手へ指摘してるのかもしれないが
それは決して幸せになれない行為だ。
・・・
個人的意見だが
そもそも
『食事』
や
『提供する人』
をジャッジ(評価)すること自体
カッコ悪い行為だと思うから
自分はしたくない。
食べものは
命をいただく行為だ。
だから
黙って感謝して食べるのが良いと思う。
そしてお店の人は
生活のために、
生きるために、
やっているだけかもしれない。
そこに評価を加えることが
ナンセンスに思えてしまう。
だから僕はグルメ情報サイトは
必要以上には見ないようにしている。
もちろん僕もグルメ情報サイトを
見ることはある。
旅先でお店を調べたり、
仕事やデートで使うお店を調べるのも
とても便利だし否定はしない。
でも
グルメの写真を必要以上に見ると
食欲が刺激されてしまうし
『食を評価する』
という行為もまた、
自分の快楽や承認欲に基づいた行為だ。
だから必要以上には見ない。
それだけだ。