国母和宏選手の大麻事件について考えてほしいこと。

スノーボードでオリンピックにも出場した国母和宏選手が

アメリカから大麻密輸容疑で逮捕されました。

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事件の詳細はこれから明らかになるだろうし僕としては特に良い、悪いをジャッジする立場にないです。しかしながらいつもながらのマスコミの良くない「憶測」報道で国母=悪い奴=裁かれて当然のような空気が形成されてしまう可能性があるため僕から事前にお伝えしたいことをまとめてみることにしました。(1)そもそも大麻はスポーツにおいてドーピングなのか?(2)国母選手は本当に営利目的で密輸していた悪人なのか?お伝えしたいことはこの2点。ぜひ一緒に考えていただけると幸いです。

(1)そもそも大麻はスポーツにおいてドーピングなのか?

オリンピックでは2012年アメリカの柔道選手がドーピング検査で大麻が検出され失格になりました。その結果、「大麻はドーピングか?」という観点からアスリートが大麻を使用することが議論され2013年5月からは大麻使用の基準値がかなりゆるくなったのです。どのくらいかと言いますとドーピング検査直前にかなり喫煙しなければ引っかからないくらいの基準値です。

*詳しい経緯はこちら

「オリンピックと医療大麻(1)」

前回の2016年リオパラリンピックで医療用大麻の使用を認めるガイダンスが発表されています。また現在、アメリカ野球大リーグでもドラッグテストから大麻を外すというニュースが発表されました。

もはやスポーツ選手が大麻を使うなんてけしからん!!という理屈はあてはまりません。ほとんどの場合においてドーピングに当てはまらないのですから。★とは言え、現在の時点では数こそ少ないもののドーピング検査で引っかかる人はいてそこもまた議論されています。

スポーツの世界では大麻を使う選手はこれからも増えるでしょう。大麻やCBD製品は痛みやリラックスに効果があり使うほうがプラスに働くことも多いのです。特に国母選手のやってるスノボなどは大麻の愛好家が多いといわれています。罪悪感などを持ちづらい可能性があったのではないでしょうか?

(2)国母選手は本当に営利目的で密輸していた悪人なのか?

営利目的かどうか?に関してはこれから裁判で明らかになるでしょう。わかりません。けれども国保さんて世界的なプレイヤーで年収も1億円くらいあったんです。そんな人が普通に考えて営利目的の密売すると思いますか?では、なぜそんなことをしていたのでしょうか?仲間に譲ったりはしていたのかもしれません。それを営利目的と言われると違う気がします。大麻に関しては日常的過ぎて慣れすぎて、ましてやカナダやアメリカなど合法国の人たちとも交流していく中で罪の意識がなくなっていたから「仲間の分も一緒に買う」くらいの感覚だったのではないかと思われます。

そもそも大麻の使用で罪の意識を持つほうが難しいと思うのです。私を含めて日本で絶対所持しない・使用しない人は「仮に捕まったら仕事や家庭に支障をきたす」と思い絶対大麻を使わないのですが本当に罪の意識がない人は一定数います。そのような人に厳罰を与えたところで考え方を変えることはないはずです。それならば厳罰を与えること自体が無駄だと思ってしまいます

国母さんはオリンピックの会見で態度が悪かったという理由でマスコミのおもちゃにされました。世界的なプレイヤーという面もあるのに悪い点ばかりがクローズアップされました。

だから今回も国母は悪人!裁いてよいというムードが形成されるでしょう。しかしながら国母さんが悪い人かどうかはわかりませんし私はそこにそもそも興味もないです。実際にお会いしたこともないし会う予定もないです。それよりも国母さんに厳罰を与えることが妥当なのか?もう少し議論すべきじゃないかと思っています。アスリートとしてまだまだ活躍できる彼を刑務所に入れたところでだれも得をしません。元女優・高樹沙耶さんと同じように「何をしてもいい悪人」のレッテルをマスコミが貼り国民のおもちゃにし厳罰を与えても一時はスッキリするかもしれませんがだれも幸せになりません。それよりもスポーツにおける大麻の在り方がそもそも変わってきている。世界でも解禁が進んでいる。その中で日本は日本とし厳罰を与えるべきなのか?議論が進んでほしいと切に願っています。

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