立場が人を作る。

「立場が人を作る」

という言葉を聞いたことはあるだろうか?

ビジネスの世界では

「地位が人を作る」

などともいわれる。

・・・

これは考えてみたらその通りで

人が立場を作るわけではない。

人格者だから出世する、ということはあっても

その「立場」らしい振る舞いを

人が求められるからそのような

人格が形成されるのだと思う。

例えば自分だって

もしも自分の子どもの集まり、

保護者会などに

参加する時は父親としてのふるまいを

求められるし、する。

自分の趣味や仕事の話などは

極力しないほうが無難だ。

だから父親という立場が

父親らしい人格を形成するのは

とても自然なことだとも思う。

こんな実験もある。

近年その信ぴょう性が疑われもしているが

スタンフォードの監獄実験

と呼ばれるもの。

一般の大学生を囚人役、

看守役に分けて模擬生活をし

観察したところ

囚人はより囚人らしく

看守はより看守らしく

ふるまったという。

この実験に関してはもう少し

検証が必要だと思うが

立場が人を作るという話は

あながち間違ってはいないだろう。

だから

地位を与えられたり、

その地位につくことで人は成長したり

変化するという側面もあるのだろう。

ただやっぱり僕は心のどこかで

自由でいたい、

とも思ってしまう。

立場も地位もできる限り最小限でいたい。

自分が思うように発言したいし

そういう生き方をしたい。

子供じみた考えかもしれないが

本音がない話ほどつまらないものはない。

大人になると本音で話し

笑ったり怒ったりする

心と心の会話が極端に減る。

それはとても寂しいと感じてしまう。