このブログを始めるとき、有名ブロガーのちきりんさんの本を読んだ。セルフメディアの本だ。別に僕はちきりんさんのファンというわけではないが、なんとなくやりたい方向性も似ていたし
参考になるかなと思って読んでみた。もちろん参考になることはたくさん書いてあった。そして印象に残った話もあった。
ちきりんさんクラスになるとしょっちゅう外部の人から「提案」があるそうな。
本を出しませんか?
ラジオ出演しませんか?など。
ちきりんさんの人気を使って何かしよう、何かしたい、という人が寄ってくるのだ。なるほどちきりんさんくらい有名になるといろんなオファーもあるだろう。
でもこれ、自分の活動の「軸」みたいなものが決まってない状態で来たオファー全部受けたりしたら大変なことになると思った。ちきりんさんも外部からの「提案」は、ほとんど断っているらしい。まあ100個提案があったら5個くらいは「とってもやりたい!」と思えるようなオファーもあるのかもしれないが・・・。ろくなもんじゃないのもたくさんあるのだろう。
その仕事を受けることによってどうなる?
どういう影響がある?
プラス面は?
マイナス面は?
時間がかかりすぎないか?
もしも時間や手間が
かかるなら費用対効果は?
・・・考えることはたくさんあるのだ。
そしてここからは僕の意見だがうがった見方をする。
「提案してくる人」
というのはそれがその人の仕事だから提案するのだろうがもしその人が自分で何かを生み出せるなら果たして提案してくるだろうか??自分で何かを生み出せないから提案してくるのだろう。
僕は過去、仕事でこういう人を何度か見たことがある。悪気なく寄生する人。それを提案だと思っている人。たまたまかもしれないから詳細は書かないようにするがこういう人は当然性格も悪い。付き合うだけ時間の無駄だろう。疲れてしまう。そしてそもそもこういう人は自分が何も生みだせていないことに気が付いていない。
提案という名の寄生だ。これはとっても恥ずかしい。僕も人に提案することはたくさんある。だからそういう風には見られたくないしそういう仕事は絶対したくないと思っている。提案じゃなくて寄生と見られないためには自分が自立していることが大前提なんじゃないかとも思う。
自分が困ってたりしたら
やっぱり
「この人は困ってるから提案してくるのかな?」
なんて思われてしまうだろうしそれは本当に嫌だ。
・・・恋愛でもこの手の話はある。美女・美男子・人気者は驚くほどたくさんの「提案」をされる。
週末映画に行かないか?
食事に行かないか?などなど・・・。
美女や人気者と一緒にいるとそれが良くわかる。魅力的な彼らにとってはそれが日常なのだ。そして彼らはどうするか?ほとんどの提案は無視する。これはその人の立場に立てば理解できるだろう。当たり前の話だ。相手にしてられないのだ。そんな時間もない。もちろん悪気なんてない。
だから提案する側は常に肝に銘じなくてはいけない。
相手はこの手のオファーを死ぬほどされてる可能性が高い。そして相手があなたの提案を受けるメリットすなわちあなた自身に魅力はあるだろうか?
その質問に堂々とYES、と答えられるならばあなたの「提案」は受け入れてもらえるかもしれない。ただし相手の都合がある。だから恋愛でも、仕事でもあとはタイミング次第。だからもしあなたが自分に自信を持っていてその提案が受け入れられなかったとしてもそれは気にすることはない。相手の問題・タイミングの問題ならばこちらでコントロールしようもないのだから。