はじめに言っておくが
「嘘をつく人」
を非難するつもりは全くない。
何かの病気だとか決めつけるつもりもない。
実生活でもとくに実害がなければ
「そういう人なんだな」
とだけ思ってスル―する。
非難するつもりはないが
こんな人がいたという話と
僕なりの分析は書いておく。
僕は結構な確率で
平気で嘘をつく人に会う。
小学生の頃一緒に遊んでいたN君。
高校の頃クラスメイトだったT君。
一緒に働いていたM君。
思い出すだけでも
これだけ名前が上がるのだから
世の中に嘘つきは多いのだろう。
有名人でもショーンKという人が
嘘つき・経歴詐称ということで
断罪されていた。
嘘つき・経歴詐称疑惑のニュースは
定期的に起こるような気がする。
野村沙知代さんも経歴詐称で
一時期話題になっていた。
別に実害がなければ
「面白い人だな」
で終わるが
テレビに出たり
政治の世界に出ようとする人が嘘つきだと
それはまずいのでは???
となるのかもしれない。
僕が出会ってきた人たちも
ショーンKほどではないが
みなレベルの高い虚言壁の持ち主だった。
一例をあげよう。
Nくん
バスケの全国大会で優勝した。
→
調べればすぐわかる。意味不明。
当時スラムダンクが流行っていたから
言いたかったのかも。
Tくん
バイクで走っていたところ
暴走族集団に囲まれたが返り討ちにした。
→
バイクは持っていなかった。
サラリーマン金太郎でそういったシーンが
あったのでその影響を
受けたのかも知れない。
Mくん
お金出資して、銀座で店をやっている。
弟に仕送りしていたが失踪した。
芸能人の女の子と付き合ってる。
→
銀座に店をやっているという話は
あるとき頻繁にしていたが
しばらくするとしなくなった。
飽きたのかもしれない。
本当に兄弟がいたのかも謎。
、、、
皆レベルの高い嘘つきだったが
共通していたのが
話しながら思いつきで嘘をつくために
途中から辻褄が合わないことが
多くなってきた、という点である。
僕自身も辟易してというよりも
物語に飽きてしまい途中から
流してしまっていた。
なぜバレるような嘘をつくのか?
多分、悪気はないのだと思う。
その場で出てしまう。
最初は見栄を張るための
たわいもない話だったのだと思うし
自分だってたまに話を盛ってしまう。
だから彼らを断罪することなど
できるはずもない。
度がすぎる嘘をつくのは
やはり何かコンプレックスがあるから
だと思う。
見栄を張ることも大切な場合もあるが
度が過ぎればまずい。
また、嘘は
時に人間関係も破壊する。
特に迷惑をかけられた人は
彼らを非難するだろう。
いろいろ考えていくと
嘘をつく人自身が一番
苦しいのではないだろうか??
その彼らに嘘を指摘することが
意味のあることだろうか???
だから嘘つきな人とは
最初からある程度の距離を取る。
そうすれば
お互いに傷つくこともない。
ただ彼らには幸せでいてほしい。
心からそう願わずにいられない。